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エクアドルの日本輸出用エビ

エビ好きは何も名古屋人に限ったことではない。日本人全体が大好物で、国産だけではどうしたって足りず、輸入に頼っているのが現状。その大きな供給国であるエクアドルでは、エビの輸出高が石油についで、二位の座をバナナと争うほどの一大産業になっている。海で漁をしてくるだけでなく、養殖も盛んになり、そのために沿岸部のマングローブ林が減って社会問題になってしまった。そうまでして育ててきた国の基幹産業ともいえるエビ養殖なのに、さらに別の問題を抱え込む事態が起こっているのである。エクアドル最大の貿易港グアヤキルに、各地からエビを運んできた業者の船を狙う海賊船が出没しはじめたのだ。倍々ゲームで被害は増加中で、一九九八年には被害額がとうとう百万ドルを超えてしまった。海賊のほうは規模を大きくする一方で、五十人の強盗団が十隻に分乗して一気に十隻のエビ運搬船を襲うというレベルになった。このときの被害は、およそ十六トン。ただ、このエビは地元の処理業者にそっくり売り渡されたらしいから、損をしたのはエビ養殖業者だけ。日本に輸入されるエビが減って、品不足から値上がりするという心配はなさそう。とはいえ本国エクアドルでは手の打ちようがなく、グアヤキルの港の警備施設を増やすことが、当局によって検討されているとか。

機内食にある制限とは

狭い機内にできるだけ多くの機内食を積み込むため、機内食には一品ごとの高さや全体の量に制限がある。その制限の中で、機内食を作るシェフたちは非常に手の込んだメニューを作らなければならない。ちなみに日本航空の場合は、高さ5.5センチと決まっている。それを入れるミールカードは14段ずつ2列になり、計28食が入るよう設計されている。最近ではプラスチックに代わって、より豪華さを出すため陶器製の食器が増えているため、1食分の機内食の重さが2キロを超える場合も珍しくない。「その分、私たちの腕が太くなっているんです」とは、あるスチュワーデスの嘆きである。この機内食を温めるのがカーテンで仕切られたギャラリーで、冷蔵庫とオーブン、湯沸器、コーヒーメーカー、電子レンジなどが狭い空間にギッシリとつまっている。

換水のための水の確保も困難

「沖縄では、豆腐は水にさらさないで売っている」「泡盛にはアルコール度数が45度以上のものもある」「沖縄人の好物であるヤギ肉は、食肉センター以外で解体することもある」―。食品衛生法、酒税法に詳しい人は、これらに違反行為のレッテルを貼ってしまう。でも沖縄では、なんの疑問もない日常の1コマ。最初は水にさらさない沖縄の豆腐(島豆腐ともいう)のフシギである。沖縄の豆腐は昔から水にさらさずに売られていて、昭和初期のマチグワー(市場)の写真にも棚の上にそのまま豆腐を置いて売っている風景が残っている。復帰前まで、沖縄の豆腐は昔ながらの作り方と売り方で店頭に並んでいた。が、復帰に伴い島豆腐はその存亡の危機に見舞われたことがある。1972年5月15日を境に、復帰後の沖縄では、日本の食品衛生法により、島豆腐をつくることも売ることもできなくなってしまった。当時の日本の食品衛生法・豆腐の保存基準では「豆腐は冷蔵するか、または十分に洗浄し、かつ、殺菌した水槽内おいて、飲用適の冷水で絶えず換水しながら保存しなければならない」とあったからである。当時、沖縄の豆腐はすべて手づくりで、内地の法律に合わせようとすると、設備投資だけで倒産してしまう零細豆腐屋ばかりだった。ダムも少なく、毎年のように断水が起こる沖縄では、換水のための水の確保も困難だった。